第2回 全国小中学校 夢さがし作文大賞

過去の受賞作品

2018年
第2回入賞作品

佳作

高岡の伝統を守り皆に感動を与える彫金師になりたい卜部 悠樹さん(高岡市立高陵中学校2年)

僕の夢は、見る人達に驚きと感動を与える作品を作り出すことができる彫金師になることです。

僕が住んでいる富山県高岡市は、前田利長公が慶長十四年に高岡城を築いた際に高岡に鋳物師を招いたことが始まりで、高岡銅器が発達してきました。

高岡市には、御車山祭という美しい七基の山車が町を奉曳巡航する祭りが五月一日にあります。

僕は、赤ちゃんの頃から毎年欠かさずにその祭りを観に行っています。

三歳頃からその山車の各部分の装飾に興味を持ち出し、いつも食い入る様に見つめていました。

特に、黒色の車輪の桐や龍や菊などの金具、そして花弁、葉脈、鱗など人間技とは思えない柱の細かな彫金は、毎年見る度に新しい発見や感動を与えてくれます。

最近は、高岡銅器も売上が減り、職人も高齢化し苦しい状況の様です。

高岡市では、小学五、六年時と中学一年時に「ものづくり、デザイン学科」という授業があります。僕達は、プロの職人の方達の指導の下、高岡伝統工芸の、漆塗のオルゴール箱や漆器の青貝塗の手鏡を作る事ができとても楽しかったです。

僕は、この大切な高岡の伝統を守る彫金師になり、見る人たちに驚きと感動を与える作品や、子供から大人まで幅広い年代の人達が日常生活で気軽に使用し、かつ幸せな気分になる事ができる作品を作っていきたいです。

又、大切に引き継がれてきた御車山や他の古い作品の修復の仕事もし、伝統を守り後世に引き継いでいきたいです。

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