第2回 全国小中学校 夢さがし作文大賞

過去の受賞作品

2017年
第1回入賞作品

佳作

縁の下の力持ち塩崎 真望さん(伊丹市立南中学校1年)

私は本が好きだ。ありきたりな言葉だが、たくさんの世界が広がっていると思うからだ。一つの世界に飛び込むたびに、新しい自分が作られる。読み終えた後も、その世界は消えないので、発展し想像し続けることが出来る。そんな世界に好きと同時にあこがれていた。

「将来は、本にかかわる仕事につきたい!」そんな思いが、小さなころから漠然とあり、今ではそれが「本やマンガ作家の担当編集者になりたい」という思いに変わっていった。

この話をすると高確率で、「担当編集者!?マンガ家とかじゃないの」。と言われる。確かに、マンガ家や作家に比べればマイナーな職業かもしれない。しかし、私が読んだ本の作者達は、ほぼすべての人が、担当さん(担当編集者)に感謝していると言っている。中には「大切なパートナーで良き理解者」や「命の恩人」といっている人もいる。まさに縁の下の力持ちだ。あまり表にでることが好きではない私にとって、格好良くて、あこがれの存在となっていった。

そんな中、私の中で、「担当編集者」という職業を、より深く印象づけた本があった。この職業を本格的に志したキッカケと言っても過言ではない。それは「青い鳥文庫ができるまで」という、青い鳥文庫が書店に並ぶまでを書いた、ノンフィクション本だ。この本は主人公が青い鳥文庫大人気シリーズを書く作家の担当編集者で、四ヵ月もの取材に基づいて、臨場感あふれる、現場の姿が書かれている。編集者としての仕事がどのようなものなのかが分かっただけでなく、身につけておくべき心がまえが良く分かる本だった。

それから、調べてみると、編集部の倍率は毎年、百をこえることも少なくなく、その倍率をこえていくのは、東京大学や早稲田大学などの偏差値の高い大学の人が多いということが分かった。とても高い目標だと思うが、実現するという強い意志をもって、担当編集者になれるように努力していきたい。

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