第2回 全国小中学校 夢さがし作文大賞

過去の受賞作品

2017年
第1回入賞作品

優秀賞

流れ星に願いを乗せて山口 桃佳さん(吹田市立東山田小学校6年)

「今日は一日中晴れるでしょう。」
朝の天気予報をふと、思い出した。外を見てみると、暗くなった空にいくつかの星がうかんでいた。
「今日もしよう。天体観測。」
今は夏休み。五年生になって買ってもらった天体望遠鏡をベランダに出した。中をのぞいてピントを合わし、見えた星の様子を次々とえがいていく。これを日記のようにかいていくのだ。私は「星日記」と呼んでいる。
なぜ私がこのような事をするかというと、将来、「天文学者」になりたいと思っているからである。それは今から約一年前・・・

低学年の時、国語の授業で自分の夢について発表する事になった。周りの子達はどんどん文章を書いていくのに、私だけ空白。私はそのころ、自分にあった夢が見つからず、探していたところだったのだ。必死に探しても夢が見つからず、月日が経った。

あれから約一年。テレビで見た星についての番組で、星のすばらしさを知った。それからは星の本を買ったり、プラネタリウムや天文台に行ったりした。星について知るたび、どんどん星が好きになった。私は星だけでなく、月などの惑星も好きになった。こうして私は「天文学者」になる、と決心したのだ。

「天文学者」を目指して、星の本を何度も読み返して、天体観測をして、星日記をかいて、少しでも夢に近づくように努力している。私が星を好きになった理由で最も大きいのは、「元気をもらえるから」だ。人と争ってしまっても、「色々な星があるように、人それぞれ色々な考えがある。」と思えるのだ。

この出来事を経験して、私が思ったことは、「夢が見つからなくても急がない。」という事だ。これが私の考え方なのだ。

望遠鏡を片付けようとすると、空で流れ星が見えた。「夢が叶いますように。」私は手を合わせて願った。

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